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センター (バスケットボール) : ウィキペディア日本語版
センター (バスケットボール)

センターバスケットボールのポジションの一つで、主としてゴール近辺でのオフェンス、ディフェンスを担う。略称C(Centerの頭文字)。また、このポジション名を番号で呼ぶ場合「5番」と呼ばれる。
==概要==
5つあるバスケットボールのポジションのうち、センターの選手は多くの場合ゴール(バスケット)に最も近い位置でプレーする役割を果たす。バスケットボールのゴールは床から3.05メートルの高さにあるため、基本的に長身でジャンプ力のある選手がセンターとしては有利である。ゴール近くでのシュートは長距離のシュートより成功確率が高いため、ゴール近辺では自ずと選手同士の接触が増える。そのため、肉体的な強靭さもセンターの選手には期待される
オフェンスにおいてはゴール近辺での得点、あるいはゴール近くに相手選手を引きつけて味方選手が得点するチャンスを作る役目を負う。ディフェンスではゴール近くで相手選手の得点を防ぐことが求められる。相手選手のシュートボールを手で直接防ぐブロックショットもセンターに期待されるプレーである。そして攻守においてリバウンド(シュートが外れたボール)を得ることもセンターの選手に要求される重要な役割である。
NBAにおいては初期から長らく花形ポジションの座にあり、現在では考えられないような個人記録の多くは、当時のセンタープレーヤーによるものだが、近年ではガード、フォワード陣に主役の座を譲りつつある。
バスケットボールではポジションの役割を明確に区別しないこと(ボーダーレス化)もあるため、フォワード(スモールフォワードパワーフォワード)の役割も受け持ったり(または重なる)、センターが複数存在する場合もある。このポジションのボーダーレス化に伴い、仕事場をゴール周辺に限定せず、外からのシュートも打てるヨーロッパ型のセンターが増加傾向にある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「センター (バスケットボール)」の詳細全文を読む



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